鎌倉の絵画教室で日本画、クロッキー、デッサン、油絵、水彩、混合技法、テンペラ画、素描、黄金背景テンペラ画を学ぶ|早見芸術学園

JR鎌倉駅東口 徒歩1分 神奈川県鎌倉市小町1-2-16

TEL 0800-222-0883

作品一覧

受講生作品

発表者:佐々木道子
第39号「模写」 フェルメール『真珠の首飾りの少女』

麻布・エマルジョン370×282
ハーグ、マウリッツハイス美術館蔵

この作品を選ぶに当たっては、以前どこかで見たのがとても印象深く早速この作品に決め、取り掛かりました。オリジナルサイズにしたため、木枠を特注。エマルジョンによる地には、木炭を削り入れ、色味をグレーに着色してあります。紙に鉛筆による原寸大の下絵を描いた後、カンヴァスに転写し、グリザーユ。その後は、バック、ターバン、顔、体、の順に全体の調子を見ながら薄塗りを何度も繰り返し、徐々に目的の色に近づけていった。
テキストの『明部は不透明な厚塗りで白が多く影の部分は透明な薄塗りで白を含まず(又は少なく)間にあるハーフトーンは、最も薄く幾らかの白を含む』まさしくこの言葉の意味を学ぶにふさわしい作品で、体験を通しその大切さを痛感しました。制作期間、約6ヶ月。この作品を完成し終え、感じた事は次の通りです。

1.本物を見る必要があった。(印刷により色味が違うため)
2.作者のことをもっと知りたかった。
3.塗り重ねる事により重みが出る事が分かった。
4.暗い部分には油を多く使うので埃に注意する必要がある。
5.顔のように同系のトーンを数種類使う場合はパレットにそれぞれを作っておき混ざらないよう、筆はその色ごとにきれいなものを使うとよい。
6.色を置くように筆を使い、ベタ塗りはしないこと。

(指導・十二芳明)

スマートフォンサイトへ