鎌倉の絵画教室で日本画、クロッキー、デッサン、油絵、水彩、混合技法、テンペラ画、素描、黄金背景テンペラ画を学ぶ|早見芸術学園

JR鎌倉駅東口 徒歩1分 神奈川県鎌倉市小町1-2-16

TEL 0800-222-0883

作品一覧

受講生作品

発表者:川井希世
第49号「模写」バーン・ジョーンズ 『天地創造の日々~第五日』

紙・ガッシュ- 56.5×19.6
( 原作;水彩・グアッシュ・金箔・プラチナ・リネン-101.9×35.6:ハーバード大学附属フォッグ美術館蔵)

バーン・ジョーンズの模写の課題があり、画集の中から碧い地球を抱く天使たちを迷わず選びました。私にとっては模写2作目です。
迷いながら描いたため制作が長期に渡りましたが、飽きることなく完成まで至ったのも、愛らしい天使と地球を描いた本画が素晴らしかったからです。
・平面的なレベルで色彩が成立していないといけない。
・量感表現しすぎると、説明がましくなり空間が生まれない。
・明暗表現の上に、色面構成、その後最明部、最暗部の書き込み。
このことを、十二先生の他の生徒さんへの模写指導中に目の当たりにしました。
色面の配置、色のぶつかり合いで絵の良し悪しが決まる。ということを、自身の模写制作の中でも体験しましたが、それは驚きと喜びの経験でした。本画の微妙なタッチでできている肌の描き方、明部を白に頼っているとぼんやりしてしまう。という点は今後の課題です。石を研磨し、宝石の輝きをましていくように、絵も輝きを放つよう描き進めていく。そんな先生の言葉のように制作できるよう精進したいと思っています

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