鎌倉の絵画教室で日本画、クロッキー、デッサン、油絵、水彩、混合技法、テンペラ画、素描、黄金背景テンペラ画を学ぶ|早見芸術学園

JR鎌倉駅東口 徒歩1分 神奈川県鎌倉市小町1-2-16

TEL 0800-222-0883

作品一覧

受講生作品

発表者:丹 直秀
第22号「創作」 『西日の赤レンガ倉庫』

白亜地カンヴァスにガッシュ絵の具 F10

グワッシュの2作目である。手製のキャンバスに描き始めてから完成までにほぼ9ヶ月かかった。下地はイエローオーカー、その上に、色(ライトレッド、ウルトラマリン、イエローオーカー)と白で、全体に乱れ塗りをしていった。最初はかなり明かるい色調であったが、「暗めのほうが上に描いたものが映える」という先生のアドバイスがあり、途中からビリジャン、グリーン、ブルーなども加えて下塗りを完成した。
絵自体は、スケッチをもとに下絵なしで描き、後は、西日の当たる倉庫の壁を浮き立たせるよう、レンガの色に気を使いながら色を置いていった。途中、先生の助言で倉庫の影の部分に、補色であるうすい緑でグラッシーをかけてみると、周りの青っぽい色との違和感がなくなったのは大きな発見であった。
特に苦心したのは、手前の大きな欅の木。スケッチの際には良い感じであった姿が、どうもうまくいかない。スケッチと作品との間に、下絵というワンステップを入れるべきであった。反省点のもうひとつは、下塗りをもっとしっかり作ってから制作にかかるということ。途中で迷いが生じ、下塗りに手を加えはじめると全体のバランスが崩れ、建て直しには大きなエネルギーが要ることを体験させられた。苦しんだ末に多くを学ぶことができたという意味では、出来栄えはともかく、自分なりに印象に残る2作目となった。
(指導・十二芳明)

スマートフォンサイトへ