鎌倉の絵画教室で日本画、クロッキー、デッサン、油絵、水彩、混合技法、テンペラ画、素描、黄金背景テンペラ画を学ぶ|早見芸術学園

JR鎌倉駅東口 徒歩1分 神奈川県鎌倉市小町1-2-16

TEL 0800-222-0883

作品一覧

受講生作品

発表者:中野 純
第15号「創作」 『静物』

F8 キャンバスに油彩

早見に通うにあたって意識したのは、とにかく初歩から基本的な技術を教えてもらおうということであった。本来はわがままな性格で人にものを教わるのは苦手なのだが、余計な自己主張は極力抑えようときめた。さいわいそれは講師の十二先生の指導方針にも合致して、先生のおっしゃるままにすべてをゆだねてほぼ二年が経過した。二年と言っても月二回教室で描く以外家ではあまり描かないし、その教室すら用事で行けないことも多いのだが、それでも習作が四点完成した。この絵はその四作目である。
この間いろいろなことを教わったが、この絵を描くにあたってとくに先生に言われたのは次のようなことである。
①鉛筆で下絵を描くこと。スケッチブックにキャンバスの形を枠取りし、構図を決めて対象物の輪郭線を描き、大雑把に陰影を描き込んでおく。事前に作戦を立てておくわけである。②イエロー・オーカーをシルバー・ホワイトと黒で調節して、キャンバスに中間トーンの下塗りをし、よく乾かしておく。③下絵を参考にしながら対象物をよく見て、②と同じイエロー・オーカーのモノトーンでいったん絵を完成させてしまう。この段階では対象物を面で捉え、中間トーンを基準に暗い部分を、次に明るい部分を描く。④モノトーンの絵の明暗を生かしたまま彩色をする。絵の奥の方から前に向かって部分ごとに完成させ、あっちをちょっと、こっちをちょっとという風に描かない。⑤ディテールを描き込む。
そのとおり心がけて完成したのがこの絵である。しかし言われたとおり基本の練習をしているだけだから、野球で言えばノック練習のようなものである。とりあえず体が覚えるまで繰り返すつもりである。

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