鎌倉の絵画教室で日本画、クロッキー、デッサン、油絵、水彩、混合技法、テンペラ画、素描、黄金背景テンペラ画を学ぶ|早見芸術学園

JR鎌倉駅東口 徒歩1分 神奈川県鎌倉市小町1-2-16

TEL 0800-222-0883

作品一覧

受講生作品

発表者:片見文男
第14号「創作」 『ハワイ風景』

p8 キャンバスに油彩

油絵を始めて8年余り、最初に描く風景画である。娘の住んでいるハワイのマンションのベランダで、いつもは漠然と見ていた風景を、咄嗟に描きたい心境に駆られた。油絵を描き始めて風景画はあまり描いたことはなかったが、記念の証として描いてみようと思いスケッチを始めた。
ハワイは常夏の島といって、四季がなく一年中、雨もほとんど降らないので、明るく気候もよく、そのため絵を描くのに適した場所だと思う。スケッチをした時期は5月中旬であり、特に一年を通じて5月~9月は天候が安定するため、雲がほとんどない日が多い。スケッチして一年後、今度は油絵にしてみようと思い挑戦した。先生に相談して絵の大きさなど、木目細かな指導を受け描き始めた。下地はイエローオーカーとし、輪郭などを描き、色彩を施した。手本はスケッチしたものを参考にした。
描き始めてから2ヵ月後、色の壁にぶち当たった。運河の色、空の色、建物の色など、実際の色が思い出せない。何とか苦心して完成させようと努力したが、今ひとつスキリしない。完成させたい一心からか、偶然、再度ハワイヘ行くチャンスに恵まれた。これ幸いと未完成のキャンバスと油絵具の一式を持参して、娘の家で、実際に風景を見ながら描いた。空の色、建物の色、運河の色と、改めてよく見て着色した。さらに家で描き込みをして完成した。
初めて描いた油の風景画である。今でも完成した満足感が忘れられない。

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