鎌倉の絵画教室で日本画、クロッキー、デッサン、油絵、水彩、混合技法、テンペラ画、素描、黄金背景テンペラ画を学ぶ|早見芸術学園

JR鎌倉駅東口 徒歩1分 神奈川県鎌倉市小町1-2-16

TEL 0800-222-0883

作品一覧

受講生作品

発表者:古川忠男
第9号「模写」 「池の中の帽子」

ボード・エマルジョン地・油彩810x660m
原作者 ボンボアCamille BOMBOIS ハーモ美術館蔵

仲間との美術館鑑賞の旅の中、諏訪の自然に囲まれた「ハーモ美術館」で、私にとって一枚の素晴らしい絵に出会い感動しました。
私自身、模写は好きではなかったが、この絵は不思議に描いてみたいと私の心に残り、後日教室で講師に相談したら、「絵は感動した気持ち、動機が大切なんだ」と、教えられて模写をすることになった。
「模写は、その技法を再現しながら制作すれば、必ず完成するものだ」と、指導を受け、制作準備。
まずボードの研磨から始まり、エマルジョンによる下地塗りは、時間をかけて丁寧に行った。同時に、模写原図に薄い透明フィルムをかけ、縦、横16等分の升目を引き、それを利用して茶色のハトロン紙に鉛筆で全体カルトンを描いた。
さらに、それをボードに転写し、ライトレッド+イエローオーカーによる(半透明な)有色下地とした。(ファンデーションホワイトによる厳格な三段階の白色浮出を行った後、彩色を遠くから手前へと描き進める。)
森や雲などについては、特に原画を良く見て、細い筆で丁寧に点描で描くように指導を受け、何日も何日も同じ作業を行った。
また、この絵の見せ場、川の鮮やかな流れの表現について悩み、苦労していた時、「下地の色味が見えるようであれば、川の流れは美しくなる」との講師の一言で前進した。
模写に初挑戦し苦しみ悩み挫折しそうになった私に、講師はじめ仲間の皆さんの応援で、完成できましたことに対して感謝いたします。一人では、絶対に出来なかっただろうと思い、二年半の模写にかけた時間が、懐かしく良い想い出となったと共に、私にとって大切な一枚の絵になりました。

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