鎌倉の絵画教室で日本画、クロッキー、デッサン、油絵、水彩、混合技法、テンペラ画、素描、黄金背景テンペラ画を学ぶ|早見芸術学園

JR鎌倉駅東口 徒歩1分 神奈川県鎌倉市小町1-2-16

TEL 0800-222-0883

作品一覧

受講生作品

発表者:丹 直秀
第6号「創作」 『アトリエにて』

麻布に白亜地 F10号

この自画像は、平成12年4月から10月にかけて北鎌倉の校舎で描いたものです。
油絵を習い始めて3作目、それを3色(イエローオーカー、ライトレッド、コバルトブルー)で描いてみるように先生に言われ、ずいぶん苦労しました。しかし、描き進むうちに次第に興味が湧き、出来栄えはともかく描き終わったあとの達成感と、新しい経験をした満足感など、自分なりに色々な収穫を得ることが出来た作品です。その収穫について整理し、列挙してみます。
1.技術的には、自分で自分の「色」を作って描く面白さを知ったこと。
2.不透明「白」の役割の大きさ、「明部、中間部、暗部」のコントラストの重要性を学んだこと。
3.スカンブリング゙、グラッシー、インプリマツーラーなどの技法を学んだこと。
4.自画像制作というものを通じ、絵画が自分自身や、人間そのものについて考えてみる機会を与えてくれるものであることに気づかされたこと。
「自画像というと何か自分自身を対象とした肖像画の一種と考えがちだが、そんな風に片付けることは出来ないだろう。そこには自分自身との内的な対話があり、それを通じて、画家それぞれのもっとも奥深いものが立ち現れている。」これは、たまたま最近日経新聞に評論家の粟津則雄氏が連載し始めた「自画像の視点十選」の書き出しです。
奥深いものまでは到底届きませんが、この文章の意味が多少理解できるのも自分で描いてみた経験あるからこそと、改めて自分の自画像を眺めているこの頃です。

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