鎌倉の絵画教室で日本画、クロッキー、デッサン、油絵、水彩、混合技法、テンペラ画、素描、黄金背景テンペラ画を学ぶ|早見芸術学園

JR鎌倉駅東口 徒歩1分 神奈川県鎌倉市小町1-2-16

TEL 0800-222-0883

作品一覧

受講生作品

発表者:山口すみ子
第42号「模写」 ルノア-ル「ピンクと黒の帽子を被った少女」

麻布・エマルジョン地・油彩  406×324mm

以前から人物画、特に若い女性や子供の、柔らかな肌の色が描きたいと願っておりましたところ、十二先生のもとで、ルノワ-ルの模写のご指導を頂くことになりました。今回、私が学びの一歩となったこの少女を描くにあたり、描き切れるだろうかという不安もありましたが、先生のご指導のもとで夢中で取り組んでみました。
画集からコピ-した少女の像を見ながら、画用紙に茶色のコンテを使い、石膏像を描くように描き込で行き下絵を作りました。それをエマルジョン布にトレースし、輪郭を水で薄めた墨汁で描きました。尚、溶き油はダンマ-ル樹脂をテレピン油に7日間位浸し、それにリンシード油を加え、画の進行に合せて濃度を変え1、2、3段階と使い分けました。下地はイエロ-オーカ-を使い、次はシルバ-ホワイトで描き起こし、再びイエロ-オーカと塗り重ねます。
バックの色が人物に入り込むのも構わず速いタッチで筆を進めました。描き始めの作業はとても速く、中盤以降は、おつゆのような薄い透明な絵の具を何回も塗り重ねて行きました。絵の具の色数は思ったより少なく、鮮やかな色を薄く使い、段々と原画に近づけて行きました。
出来た作品に今も驚いております。今まで絵を描くにあたり、思った色を出せなくて不安ばかりでしたが、十二先生のもとで、これからもルノア-ルを学び、一つひとつ身につければ、希望に変わる日が来ることを信じて描いていこうと思います。
                  (指導;十二芳明)

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